Blog Article

マネジメント

おはようございます。
美容室開業に向けてブログを書いています。

本日はマネジメントの戦略についてです。
組織構造に関わる戦略は重要である。

規模のマネジメント

規模が大きくなれば組織も複雑化する。
規模は戦略に影響を及ぼし、その逆もある。

規模の適切さをかなり正確にする基準がある。

  • 小企業・・・中心的な人物は少数になる(最大12〜15名)
  • 中企業・・・社長が重要な人物を識別できない。(最大40〜50名)
  • 大企業・・・重要な人物わからない。記録などで分析が必要。


企業は自らの規模を知らなければならない。
また適切な規模かも判断をする必要がある。

不適切な規模の組織には、肥大化した分野・活動・機能が必ずある。
他の部分で利益を上げてもその肥大化した分野が吸い取ってしまう。

不適切な規模への対策は以下が挙げられる。

  1. 事業の性格を変え特徴を身につける(差別化と永続性を与えられる特徴)
  2. 合併と買収
  3. 売却、切り捨て、縮小


マネジメントでは勇気、真摯さ、熟考、行動が必要とされる。

多角化のマネジメント

多角化に成功する条件は市場、技術、価値観の一致である。
多角化で複雑化するとマネジメントができなくなり、
「何かがうまくいかなくなると、全てがうまくいかなくなる。しかも同時に」に陥る。

多角化には内的と外的な要因がある。
内的な要因は

  1. 欲求がある、飽きる
  2. 規模の不適切さ
  3. コストセンターの収益化


外的な要因は

  1. 一国の経済規模がある
  2. 市場論理
  3. 技術
  4. 税制
  5. 新市場の出現


多角化を調和するためには一体性を持たせる必要がある。

  1. 共通の市場に事業、技術、製品、製品系列、活動を統合し、一体性を保つ
  2. 共通の技術をもとに事業、市場、製品、製品ライン、活動を統合し、一体性を保つ


上記のなかで市場による統合の方が成功しやすい。
注意点は2つ

  1. 市場は顧客が決める
  2. 戦略が有効か?個々の事業でやることが明らかか?


共通の技術は共通の言語である。5つの原則を守る必要がある。

  1. 技術は現実のものでなければならない(理論ではなく技能)
  2. 特有かつ卓越したもの(リーダーになれるもの)
  3. 技術は中核的でないといけない
  4. 戦略がなければならない
  5. マーケティングについての知識戦略がなければならない


無効な多角化、失敗するものは以下である。

  1. 共通の市場と共通の技術による多角化は同時に行うことは難しい。
  2. 事業周期を見誤る
  3. 資金需要の大きな事業に資金余裕のある事業に組み込む(成長事業が長期の資金余裕をもつことは稀)
  4. 多角化のための多角化
  5. 既存事業の弱さを補うための多角化


もっとも重要なことは体質の一致である(信念をもつ)。

成長のマネジメント

成長には戦略が必要。
成長そのものを目標にするな。
成果の面で成長をして初めて成長したと言える。
成長への準備として以下3つを行う必要がある。

  1. 基本活動を明らかにし、活動に取り組むべきマネジメントチームを編成する
  2. 変化するべき時を知るためにに、方針と行動の変化要求する兆候に注意する
  3. 心底変化を望んでいるかを正直に判断する


成長が必要なタイミングで自らの行動を変えたいと思えないなら身を引くことである。

イノベーション

イノベーションの必要はあらゆる文献に説いてある。
イノベーションは改革であって、改善ではない。

イノベーションを行う組織の特徴。

  1. イノベーションの意味を知っている(価値をつくる)
  2. イノベーションの力学を理解している(確率分布によってもたらされることを理解している)
  3. イノベーションの戦略を持っている(事業が何であるかを問う)
  4. 管理目標とは別にイノベーションのための目標と基準を持っている(これは正しい機会かを問う)
  5. トップマネジメントの果たす役割と姿勢が違う(アイデアを現実に落とし込むことを問い続ける)
  6. イノベーションのための活動を管理的な活動のための組織から独立して組織している


マネジメントの正統性

社会においてリーダー階層にあるということは、成果だけでなく正統性も要求される。
正統性の根拠は「人の強みを生産的なものにする」というものである。

本日は以上です。
ではでは